「でも…急にどうして…」 風間君が私に何かをくれるなんて変… 「別に。 ただ見てて暑苦しいんだよ」 そう言えば風間君は歩き出す。 「っ……ありがとう…!」 その時に少し見えた風間君の横顔。 頬が少し赤く染まっていてそんな風間君を見るのは初めてで… 私は変にドキドキして… この気持ちがなんなのかいまはまだ分からなかった。