「私だって… 周りの子みたいにデートとかしたいって気持ちあるんだよ…?」 ただ好きな人ができないだけで願望はちゃんとある。 風間君は私の言葉に反応しないで黙っている。 今日の風間君はなんだかおかしい。 いつもは私のことをバカにするだけで私に関心なんてないくせに… どうして今日に限って…… 「日景は…」 口を開く風間君。 その口から出た言葉は… 「恋愛しちゃダメ」