「うん!
そうだね、遠原君のところに行こう」








本当に遠原君にはおせわになったし…





ちゃんとお礼言わなくちゃ…









「なぁ日景…?」






風間君はグッと私に顔を近づけて…








「志月に惚れんなよ?」








拗ねたような顔を見せる。




「え!?
そんなことありえないよ!
私は風間君が一番」





少し照れくさいけど正直になってみる。






私がそう言えば一瞬驚いたような顔をしたけどすぐに嬉しそうな顔に変わって…









「俺も日景が一番」










そう言ってくれた。