あれから風間君とは一言も話はしていない。 席は隣だけどもう見ることもない。 ただひとつ気になることは風間君の匂いとは違う甘い匂いが鼻にまとわりつく。 女の子と会ってきたんだ… そう思うだけで心が痛むけど、風間君は私のこと興味なかったんだからしょうがない。 私がもう気にする権利もないし… 何かを言う資格もないんだ………。