そう決めた次の日から… 「ブース! お前顔キモいんだよ」 登校してきた日景にそんな事を言った。 その時の日景の顔は今でも覚えてる。 ものすごく傷ついただろう…。 その日を境に今まで日景の周りにいた友達はみんな離れていった。 恭君…そう日景の声で呼ばれるだけで俺はすごく嬉しかった。 たとえ日景の目が悲しみや俺に対しての憎しみが込められててもそれでさえいいと思えた。 今まで全く話せなかった日景と話せてる。 傷つけていながらもすごく幸せだった。