「なに?」 風間君は首を傾げる。 本当にダメなら諦めればいい…。 自分の気持ちを伝えずにキスなんてしたくないから… 「………す、好き………」 私がそう言った瞬間部屋の空気が一瞬にして変わった。 私は風間君の顔を見ていられなくて俯いてしまう。 ど…どうして何も言ってくれないの…?