「まぁ別にお前がいいならいいけど」 それだけいうと風間君はパッと手を離した。 ……はぁ…触るから変な緊張が……。 でも風間君が手をどけて一安心。 風間君は何を考えているか全然掴めない。 話しかけてきたり私に文句を言ったり…。 でも私が気にしたところでなにかが変わるわけでもないんだから考えることはやめよう…。 私と風間君とでは… 何もかもが正反対で相性が悪いこと、誰よりも分かってるから…。