ゆっくりゆっくり歩いていると私の体に何かが触れた。 「ひっ……」 あまりの怖さにまともに声も出ない。 ど…どうしよういま…何かが当たった……。 するとまた… スッ… 同じような感覚になって… ギュッ… 「だ………め… 怖いよ風間君……っ」 私は風間君のお腹につい腕を回してしまった。