私と彼女と彼等2



「..かずさん?」

ぎゃーぎゃーうるさい私たちの後ろから聞こえる一哉の声。

「一哉の知り合い?」

「…おまえ…。」

「「「…あー!!!」」」

わたし以外の3人の声がはもる。

「え?みんなわかったの?」

「あたりまえだろ!!や、かずさんおひさしぶりです!!」

わたしの頭を叩く雅。

った!自分だってさっきまで忘れてたくせに~!!!