膝枕?仕事の時?えぇ?頭の中がグルグルまわる。


「え?ど、どういう時にですか…?」


私は状況を理解するために聞いた。


「ん?そりゃ探偵の仕事だから依頼がきたときだよ」


「あ、はい…」


私はもう諦めた。もう、どうとでもなれという気分だった。


「じゃ、早速明日からお願いね」


「あ、はい。お願いします」


そう言い私は大神探偵事務所を出た。