「え?何をですか?」


私はなんのことか分からないので聞いた。


「探偵助手のお仕事だよ」


「あぁ、なるほど……って何の事ですか?」


私はノリツッコミをしながら聞く。


「あれ?初めに言わなかったっけ?」


大神さんは逆に聞いてきた。


「初め……?初め、初め…?あっ!」


私は1つの事を思い出した。(きっと全力で忘れようとしていたんだろう)


「膝枕!?……ですか!?」


大神さんはコクリと頷いて、


「もしかして、忘れてた…?」


と、聞くので私も、


コクリと頷いた。