席につき、荷物を整理して窓の外を眺めてぼーっとしていた。


「また1年間、つまらないクラスでつまらない学校生活を送るのか。」


誰にも聞こえない小さな声でそんなことを呟いてみた。


つまらない学校。


つまらない人生。


つまらない世界。


僕にとっては何もかもつまらなく、くだらない世界だった。


これからもこの世界で過ごさなくてはいけないのか。