結構、話してきちゃったからなあー。

時間は、5時半になっていた。



この時間なら弟も帰ってきてるだろう。

そう思って勢い良く扉を開けると



上半身裸で、タオルを頭にかけてる弟。


「あ、姉ちゃんおかえり」


普通にそういう。


「りょ、遼河…っ!!
何してるの…!?」

そう言って棒アイスを落としてしまう。


「は? 風呂から出てきただけなんだけど」

そう言いながら

私の落としたアイスを掃除してくれる。