「………あの」


ついた瞬間

クルッと体を4人に向かう。


ビクッとしながらも

キッと私を見てくる。


「な、なに?」


4人の中でもリーダー的な人が

そう口にする。


「わ、私……。
瀬戸口くんのこと好きです。
だ、だから……!!!
"近づかないで"というのは
とても無理です…。」


そう言ったら


リーダー的な人が

「………うん、知ってた。
けど!!! 私達は、話すことも
一杯一杯。 それに比べて
最初から話せて……ズルイのよ!!!」



確かにそうなのかも…しれない。