俺様王子とラブレッスン②



「あ、あのっ…」


消えそうな声でそう言うと


「ん?なに?」


多分、やっと声を出せたんだ。


「や、やめて……ください…っ!」


泣きそうな声でそういう。


「震えながらさ
こんなこと言われても
もう、やめれねえのよ。」


あいつら…。


心愛は、きょとんとした顔をしてる。


「まあまあ、落ち着いて
楽しいことしよ?」


そんなこと言って心愛に近付くあいつら。



俺は、その場から出てた。



なに、してんだよ。