俺様王子とラブレッスン②




「知ってるのに……。
意地悪なことして、
2人を離れさせるようなことして

本当にごめん。」


桃園さんは、買ったお茶をギュッと握りしめている。



ほ、本当に……。


反省してるんだ…。


「だ、大丈夫ですよ!!!
ほ、ほら……っ
私、男の子と仲良くできなくて…
なかなかできない私が……。


めんどくさいって言われちゃったので」


そう言うと


目を開いて


驚いた顔をした。