どんなに傷ついても

君が誰よりも好きだから

傷つく覚悟なら

最初から出来てるよ



その筋肉がある腕で

あたしを死ぬ気で守ってよ


金色の髪に右耳にピアス。

首にはドクロのネックレス。

左人指し指に黒いリング。



そして今は………輝くシルバーのペアリング。



あたしが恋したのは

不良だけど優しい金髪



死ぬ気で守られたいと

本気でその時思った



「誘ってんじゃねぇよ」

「さ、誘ってないし!」



エロいところも。



「出来るだけ早く帰ってくる」

「…うん」



優しいところも。



「どっか今日は外で食おうぜ」

「何で?」

「たまにはいいだろ。お前も休めるし」



強引なところも。



「今日の夜のために体力余らせておかなきゃなんねぇしな」

「なっ…!」

「じゃ、行ってくる」



きっと私はこれから先もずっと、相変わらず好きなんだと思う。



【END】



あとがきは2日に書きます。
長い間読んでいただきありがとうございました。



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