「俺はチームは引退はしたけど、お前らとは仲間だ!何かあれば俺にも連絡してくれ!」
「誠…お前の気持ちは嬉しいけど、誠の姉ちゃんの為にもなるべくお前を巻き込みたくないんだ。
俺達が仲間だって事はこれから先も変わらないし、俺も今年いっぱいで引退するのは皆にもお前にも言ってるけど、今はまだ引退したわけじゃないし、俺が総長だ!
誠が巻き込まれたら俺らも誠を助ける!
だけどそれ以外では誠を巻き込めない。
心配すんな!俺達はあんな奴らに負けないし、必ず狂連を潰す!引退前に一花咲かせてやる!」
「圭介…」
俺はそれ以上、言葉が出なかった。
確かにそうだ、俺が引退した理由を圭介が一番よく知っている。
「俺だってお前に負けねぇくらい喧嘩は強い方だ!俺達は負けねぇから!」
「わかった!だけど無理はすんなよ?」
「ああ!」
俺達はその後は昔話で盛り上がった。
場の雰囲気が暗くなったのを圭介が話を変えて明るくしたんだ。
だけど俺はこのチームに入ってよかったと思う。
俺は久しぶりに大声をだして笑った。
「じゃあ俺はそろそろ帰るな?お前らも今夜は走りに行くんだろ?」
「ああ!狂連の奴らなんかにビビってねぇし、仮に遭遇して喧嘩になればやってやるよ!」
「さすが総長様だな?だけど無理すんなよ?」
「ああ」
俺は圭介の家を出て、バイクに跨った。

