「タク、俺達の事は気にするな!他のメンバーにも連絡はしたし、なるべく誰かと一緒にいるように言ってある。
それに他の族のチームの総長にも何人かは連絡しといたし、狂連の奴らが好き勝手してるのを黙って見てる訳にもいかねぇし、その時は他の族のチームと手を組む。」


「圭介さん…」


「誠、お前も狙われてるし、顔も見られてるから気をつけろよ?
喧嘩がいくら強くても、人数が多ければ一人じゃ無理な事もあるし、その時は俺に連絡してくれ!
お前が総長だったのを知ってる奴も中には居るし、サツキちゃんも居るから一人で何とかするとか思わないで俺を頼れよ?」


俺一人ならいいが確かにサツキが居た時に巻き込まれたらマズイな。


「サツキがもし居た時に絡まれるような事があれば、一応サツキに圭介の番号を教えて、人数があまりにも多すぎたら電話するように伝えとくわ!」


サツキだって目をつけられてるし、サツキだけは絶対に守らなきゃならねぇ。