二人でご飯を食べ終わると私は食器を洗った。


するとこうちゃんは私の背後に来た。


「本当に随分と会わないうちにサツキは見た目は変わってないけど家事もしてしっかりしたな!昔は本当にドジで危なっかしかったのにな?」


「褒めてんのそれ…?見た目とか最後のドジとかは言わなくていいでしょ?」


「だって本当の事だろ?」


こうちゃんは笑いながら私の頭をポンポンとした。


でもこうちゃんは何一つ変わってなくて昔に戻ったみたいだった。


お昼を食べたこうちゃんは自分の部屋の片付けがあるからと帰っていった。
ちなみにまた来るみたいだけどね。


おじさんもおばさんも夜は親戚の家に行くみたいでこうちゃんは面倒臭いから行かないみたい。


私も洗濯物を干したり、掃除したりしていた。
夕食の準備をしようとしたけど買い物に行かなきゃならないからお兄ちゃんにラインをした。


すると暫く時間が経って返事が来て、伊織ちゃんは親戚の法事で今日と明日は居ないらしく仕事が終わって帰ったら久しぶりに外食しようと言うことになったから、こうちゃんも一緒に誘うことにした。


夕方になり、私は干していた洗濯物を家に取り込んで畳んでいるとインターフォンが鳴ったから玄関のドアをあけるとこうちゃんが立っていた。