「何してんだ?とっくに下校時間は過ぎてるだろ!」
俺は女に向ってそう言った。
「ひぃぃぃ…す、す、すみません。先生に仕事を頼まれて、その、あの…帰りが遅くなってしまいました。」
「だからって覗き見は良くないんじゃないかな?」
「いや…その…」
女は怯えたような声を出したと思ったら、今度は涙を流し出した。
面倒くせぇな…
「んだよ!泣くんじゃねぇよ!
お前今からちょっと付いて来い!」
そう言って女の腕を掴んで引っ張って下駄箱まで向かい、靴に履きかえ、女を校門まで引っ張って行った。
校門を出て女を見るとまだ泣いていた。
俺…対して何もしてねぇけど…。

