暫くすると外からバイクの音が聞こえてきた。
「奴らが来ました!」
「やっちまえ!」
仮面の男の掛け声で、倉庫に居た人数の半分が外へと出て行った。
「お願いだからやめさせて!」
「無理だ!お前は大人しく相葉がやられる姿でも泣きながら見てな!」
こんな人数が居たらいくら誠が喧嘩が強くても捕まってしまったら怪我しちゃう。
それに仮面の男はナイフを持ってるし。
私は涙が溢れてきた。
「まだ泣くのは早いぜ!ほらっ!立って目を開けて見るんだ!」
「うっ」
仮面の男は私を立たせて後ろからナイフを首元に当てつけた。
暫く外で声が響いていたが、何人かが中に入ってきた。
「奴らが中に入ってくるぞ!」
「えっ…」
「こんな人数相手に中まで侵入してきたとはな。
だがまだここには百人は居る!」
倉庫の入り口から何人かが入ってくるのが見えて、そこには誠の姿があった。
誠や圭介くんはどんどん人を殴っては倒していった。
半分くらいはあの二人が倒したようなものだった。
すると仮面の男は急に大きな声で叫んだ。

