三人になってしまった私達だったが、何だか空気が重かった。
「なぁサツキ、明日は俺とデートしてくれよ!」
「えっ?」
突然のデートの誘いに戸惑ってしまった。
「普通は"俺と"デートするなら分かるけど、何でお前とサツキがデートしなきゃならないんだよ?」
「フッ…誠って自信がねぇーんだろ?
俺とサツキが一緒にデートしたらサツキか俺を好きになるかもしれないから怖いのか?
もしサツキが俺を好きになったとしたら誠をそこまで好きじゃなかったって事になるし、俺と二人で居ても気持ちが俺に揺るがなかったら俺はサツキを諦める!」
誠は暫く考えてから返事をした。
「分かった!だが条件がある!」
「何だよ?」
「サツキは狙われてるのは光輝も知ってんだろ?狂連の奴らは結構な人数で固まって行動している。
お前一人で相手してる間にサツキに何かあった時は俺に連絡して欲しい!
だから光輝の連絡先を俺に教えろ!」
「分かった!まぁ俺一人でサツキを守れるしその心配はないけどな?
サツキ!誠からデートの許可も出たし、明日は朝の十時に迎えに来るから寝坊せずに準備しとけよ?」
「う、うん」
こうちゃんは誠に携帯番号を教えると家に帰って行った。

