俺様と双子達2

さっそく電話をかけてみた。



「泊まりって何?」

「言うの忘れてた。完全密着だから。ちゃんと寝る場所提供してやれよ?」

「琉伊君バカ!?莉里が世界に羽ばたいたらあんたの会社なんて辞めてやる。」

「辞められるなら辞めてみろ~。はははっ!!」



バカ琉伊!!



もう絶対こんな仕事受けてやんないんだから!!



「隼人、部屋どうしよ…。」

「2人用と4人用のゲストルームがあるけど…。」

「4人用の部屋は布団ないよ?」

「母屋から借りて来る?」

「それしかないよね…。」



莉里と隼人の小声の作戦会議はスグに終了…。



どうにかしてこの4人を早く寝かせたい…。



「お風呂とかどうする気!?」

「入っちゃダメかな?」



イヤだ~…。



イヤだイヤだ~…。



「透けるシャワールームなら勝手に使っていいからね!!透けるけど!!」



でも女のアシスタントさんはさすがにねぇ~…。