隼人さんに手ほどきを受けて何とか頑張った…。



「このまま抱っこしてたら寝るかもね。」

「じゃあ俺愛芽抱っこしとくから隼人さん乃彩ね。」

「うん。カワイイなぁ~…。」



まぁカワイイとは思う。



でも泣かれるとマジパニックだっつーの…。



「寝た…。」

「赤ちゃん欲しい…。一人さらって行こうかな…。」

「莉里と作ればいいじゃん。」

「ムリだよ。莉里の夢を叶えるまでは子作りしないって決めてるんだもん。」

「偉いな隼人さん。」

「莉里と一緒にいたいから結婚したんだもん。子供がすべてじゃないし。」



ちゃんと莉里の未来を考えてくれてんだ…。



隼人さんが莉里の旦那でよかった。



適当な奴だったら俺が反対したかも…。



「ただいま。」

「マジおせぇから!!隼人さんいなかったら育児放棄するとこだった…。」

「ごめんごめん!!大量にミルクとオムツ買ってきたからさ!!」



もう1人で2人は見れねぇ!!