俺様と双子達2

でも最近はそれが落ち着いたりする。



英梨に囲まれて生活してるような気になってちょっとイイ。



「滝川蒼斗君ですよね?」

「あ、はい。」

「デートですか!?」

「まぁそんなとこです。あっ、学校サボッてるんで誰にも言わないでね?」

「言わない!!」



マンボウのぬいぐるみのレジを打ってくれたバイトっぽい女。



俺が笑顔見せただけで顔赤くなっちゃって…。



英梨がヤキモチやくからやめろよ…。



「はい。」

「ありがと~!!蒼君大好き!!」



妬かなかったか…。



ぬいぐるみ効果は絶大らしい。



「じゃ、帰ります?」

「そうだね!!早く部屋戻ってぬいぐるみギュ~したい!!」



カワイイ…。



俺もギュ~~されてぇ…。



「「ただいま~!!」」

「蒼斗、英梨!!何でお前ら電話繋がんねぇんだよ!!」

「あっ、学校サボッて連絡くんのウゼェから切ったまま。」



なんか悠陽が慌ててんだけど…。