俺様と双子達2

男のくせに細い悠陽の髪は今は黒。



珍しく落ち着いてる髪色は和服のイメージモデルのため。



「砂だらけ!!」

「悟のヤロー…。」

「何で悟さん?」

「負けた腹いせに頭から砂かけやがった…。」



この二人はどこまでもいがみ合うんだ…。



でも楽しそうだけどね?



「次は美羽の番。」

「えっ!?あたしは頭は洗わなくてイイよ?寝る前に洗うから。」

「うん。」



狭いバスタブの中…。



あたしの手からシャワーを取り上げた悠陽はあたしのお腹にシャワーをかけた。



何その顔…。



悠陽ってそんなにエロい顔するんだっけ?



徐々に上に上がって行くシャワーが変な感じ…。



「その顔で見ないで…。」

「なんで?」

「なんでも…。」

「潮風ってベタベタするよな。」



意味がわからない…。



会話が成り立ってないよ悠陽…。