人気のない岩場まで美羽と歩いた。



座ったら痛そうだな…。



「美羽、俺の上に座って?」

「上!?上ですか!?」

「だって水着だと痛そうだし。」

「でも恥ずかしいんですけど…。」

「いいから黙って座れ。」

「はい…。」



美羽は軽い。



中学の時より痩せた気がするし。



癒される…。



「デートしたくね?」

「し、したいけど…。」

「どこ行きたいか考えといてな?俺も美羽と楽しい事してぇから。」

「うん…。」



緊張してんじゃん。



カワイイな…。



美羽はこう言う雰囲気にいつになったら慣れんだろ…。



まぁそこが新鮮でイイんだけど。



「悠…。何か当たってる…。」

「俺も男だから仕方ねぇじゃん。」

「し、したいの?」

「まぁそれなりに。でも今はそんなに。」

「よかった…。」



本当は今すぐしたいけど…。