ドキドキしたい…。



手とか繋いでもドキドキしないし…。



キスとか全くドキドキしない!!



慣れて来てる…。



隼人もそうなの!?



ヤバイ…。



このままだと飽きられる…。



飛行機を降りて着いたホテルは今回も貸し切り。



今回は悠陽が決めた二人部屋。



家でもここでも隼人と同じ!!



「1時間あるけど何する?」

「ドキドキする…。」

「えっ!?」

「何でもない…。」

「ドキドキしないの?」



しないよ…。



こうして隼人といるのが普通になってて…。



「ショック~…。でも鈴音の事が解決してからほのぼのし過ぎたかもね。」

「隼人はドキドキする?」

「ん~…。」



しないんじゃん…。



このままだったら絶対飽きられるんだ…。



「しようか。ドキドキ。」

「どうやっ…」



不意打ちのキスは久しぶりだ…。



ちょっとドキッとした…。