20人いる生徒会メンバーが10組になって15分置きに出発する事になった。



「じゃ、先ずは莉里と隼人さん。」

「楽しいね!!早く行こう!!」



莉里チャンって怖いものないんじゃないかな…。



隼人さんも全く動じずに闇の中に消えて行った。



度胸あるね…。



「ぜってぇ逃げんなよ英梨…。」

「ビビリ?」

「そう。」



認めないでよ…。



何かあったら助けて欲しいよ…。



「お前らの番。早く行けよ。」

「行きます行きます…。帰ってこれなかったらお前のせいだからな…。」

「大丈夫。道外れないように学長がモニターチェックしてっから。本性出すなよ?」

「マジかよ…。」

「で、ちなみに脅かす奴はプロだからな。」



プロ!?



あのお化け屋敷で働いてる人達!?



信じらんない…。



雰囲気だけで怖いのに…。