俺様と双子達2

英梨に似てるけど老けてる。



「はじめまして天道蒼斗です…。」

「夢みた~い!!ねぇねぇ!!」

「はい?」

「上は何歳までOK!?」



それはどういう…。



恋愛対象としてでしょうか…。



仮にも娘の彼氏…。



「5歳くらいですかね…。」

「えぇぇぇ…。それじゃあさ、『加代子さん』って言って!!」

「か、加代子さん…。」

「きゃは~!!死ぬほど嬉しい~!!」



うっさい…。



母の名は『加代子』らしい…。



「お、お母さん、あたし蒼君と部屋に行くね。」

「もう行くの!?早く戻って来てね!?」

「努力する…。」



加代子に頭を下げてから英梨の後ろをついて2階に上がって部屋に入った。



やっと解放された…。



この家では加代子が一番権力を持ってると悟った瞬間だった…。