昔から一緒にいた莉里はあたしなんかよりも遥上にいる存在。



それはわかってたけどやっぱり凄い…。



無理矢理午後からつれて来られた莉里の撮影。



「おはようございますRiriさん。」

「おはよう。アキって今日いたよね?」

「いますよ?」



相手が年上でも堂々と呼び捨て…。



まずそこからしてあたしには出来ない…。



「おはようアッキー。」

「おはようございますRiriさん。」

「美羽のページがアキになったのはなぁんで?」

「えっ!?それは…。社長がした事です。」

「そ。パパの力がないと実力じゃ勝ち取れないかぁ~。可哀相なアキ。」

「は!?バカにしないでくださいよ。自分だってNeneさんの七光りのくせに。」



アアアア、アキさん…。



それを言ったら莉里がキレると思うんだけど…。



莉里ってプライド高いし…。