朝は悠陽のモゾモゾ動く手で起きた。



「朝から何…。」

「下履いてないし上の服俺んだし…。誘ってんでしょ…。」

「誘ってないよ…。」

「琉伊君の言ってた意味がわかったよ。これは萌え…。」



意味のわからない悠陽に朝から食べられた…。



朝からって…。



恥ずかしくて悠陽の顔がまともに見れないじゃん!!



「今日仕事?」

「うん。午後から学校行くよ。」

「そっか。じゃ、俺は学業に専念しときます。」



時間が合えば悠陽が朝にあたしを迎えに来てくれて一緒に行く。



でも今日はあたしが仕事だぁ~…。



夜はレジェに行って働くし!!



女子高生も忙しい。



午後からは授業に出るから制服を着て出勤。



ん~?



そう言えば昨日悠陽が言ってたアキさんはなんだったんだろ…。



でもたいした事ないんだろうな。