俺様と双子達2

ズット隣で蒼君が有名になってくのを見届けたい…。



「英梨?」

「ん~?」

「ズット一緒にいような?」



何か泣けて来る…。



蒼君ってそんな事言わない人だったのに…。



距離が蒼君を優しくしてくれたのかな…。



そうだったら遠距離に感謝だね。



「いるよ。死んでも幽霊になってそばにいる。」

「それはムリ…。マジ怖い…。」

「ははっ!!じゃあイチャイチャしよ?」

「あい。」



ソファに座った蒼君に抱っこしてもらった。



見下ろす蒼君もカッコイイ…。



「昨日も思ったけどお前痩せた?」

「ちょっとね。」

「軽くなってる…。」



そんな事にも気付いてくれるのか…。



嬉しい…。



「もっと食えよ…。」

「ダメなの~…。今度は病人役だから。」

「頑張ってんな。」

「うん…。」



蒼君だって頑張ってるじゃん。



だからあたしも頑張るんだ。