俺様と双子達2

こっちで仕事できるようにしよう。



でもきっと涼司君に教えてもらうのが一番いいと思う。



「おしえてやるよ?手取り足取り。」

「やっぱ遠慮しとく。達也に教えてもらう。」

「なんで?俺最高にいい家庭教師になると思うけど?」



授業料のかわりに英梨が食われてしまう…。



マジでムリだ。



「達也。これ、英梨。」

「初めまして。俺達也。アメリカ生まれの日本人。」



達也は日本語のが変だ。



でも聞いてて面白い…。



達也は英梨に一生懸命英語を教えようとしてたけど、逆に日本語をお教わるはめになってた。



「今日も終わり。英梨、どこか行きたい?」

「よくわかんないからお勧めに連れてって!!」

「俺もあんまり観光してねぇんだけど…。じゃ、適当に行きますか。」

「うん!!」



英梨とデートとかマジで楽しい。



だって英梨が笑顔だから。



自然に俺も笑顔になる。



これが本当に幸せ。



マジで好きだって実感する。



「キスしていい?」

「うん!!」



本当に好きだ。



帰したくねぇ…。