俺様と双子達2

あぁ英梨の匂いだ…。


「浮気防止?」

「何で?」

「それつけてくれてたらきっとあたしの事思い出してくれるでしょ?そしたら罪悪感で浮気できない!!」

「つけなくてもしねぇから。でもこれはマジで嬉しい…。安眠できそう…。」



毎日英梨を感じて寝れる感じだな。



本気でいい夢みれそう…。



俺はどんだけ英梨がくしなんだって話だよな…。



「蒼君、ぎゅ~して?」

「おいで。」

「きゃ~優しい!!大好き!!」

「俺も好き。」



マジで好き。



何回言っても言い足りない。



今までの時間、言わなかったからその分言いたい。




「傷残ってるね…。」

「多少な?気になる?」

「なんないけど…。痛かった?」

「痛かったな…。腕なくなるかと思ったし!!っていうかとれたと思った…。」

「危ないことしないでほしい…。」



それはムリだな。



だって俺、ハマっちゃったから。



目指せ第二の龍チャンって感じだし。



「俺がこっちで仕事したいって言ったら英梨は女優やめんのか?」

「どうかな?でももう離れたくないから蒼君を取るよ。」

「夫婦でハリウッドなんてど?」

「あたしが?無理だよ。ってか夫婦って…。」

「卒業したらもらいます。マジで。」

「本気?」

「かなり。だから英梨がこれからどうしたいか聞いておきたい。」




もう俺の一存じゃ決められない。