俺様と双子達2

何が起こったかわからないような放心状態の英梨に笑顔を返した。



「ここここここんなとこで!?」

「顔赤い。」

「撮られたらどうするの!?」

「別によくね?英梨は俺のだし。」



パクパクした口と赤い顔が金魚みたいだ。



すげぇカワイイ。



手を繋いだまま英梨を引きずってついた映画館。



「あ、そういえば今日平日じゃね!?」

「そうだね。」

「学校は…。」

「サボリだよ。蒼君のが大事。」



まぁいいか。



明日は土曜だし。



明日は夜にアメリカに帰ろう。



「どれ見たい?」

「コレ。」

「マジ?」

「うん。」



英梨が選んだ映画は子供向けのアニメ…。



さすがにそこまで愛せない。



「悪いけど俺はこっち見るわ…。」

「えぇぇぇ!?これ見ようよ~…。」

「ムリ。じゃ。」



渋々俺に着いてくる英梨にチケットを買ってやった。