イヤ、負けない。
英梨は俺んだから。
でもマジで声が聞きたい…。
何度か非通知でかけてやろうかと思った。
軽くイタ電。
そんな俺って情けねぇ…。
「俺の刀知らね?」
「知らないけど?刀なんてどうしたの?」
「武蔵モデルのレプリカだ。片方は小次郎さんの。」
「へぇ~。高い?」
「たけぇよ。お前の稼ぎじゃたりねぇくらいな。」
それにしてはモロかったな…。
さては誰かに騙されたのか…。
「スーザンにやんのによぉ~!!マジどこだよ…。」
「女!?」
「女だ。サムライマニアの美人さん。」
余計キレられそう…。
達也、うまく隠せよ…。
「達也、俺の刀知らね?」
「し、知らないです…。」
「さっきここに置いたのに…。」
「大事なんですか!?アレ。」
「………アレ?」
「あっ!!いや、あの刀?」
「どこだ俺の刀…。殺すぞ達也。」
俺、マジ知らね。
英梨は俺んだから。
でもマジで声が聞きたい…。
何度か非通知でかけてやろうかと思った。
軽くイタ電。
そんな俺って情けねぇ…。
「俺の刀知らね?」
「知らないけど?刀なんてどうしたの?」
「武蔵モデルのレプリカだ。片方は小次郎さんの。」
「へぇ~。高い?」
「たけぇよ。お前の稼ぎじゃたりねぇくらいな。」
それにしてはモロかったな…。
さては誰かに騙されたのか…。
「スーザンにやんのによぉ~!!マジどこだよ…。」
「女!?」
「女だ。サムライマニアの美人さん。」
余計キレられそう…。
達也、うまく隠せよ…。
「達也、俺の刀知らね?」
「し、知らないです…。」
「さっきここに置いたのに…。」
「大事なんですか!?アレ。」
「………アレ?」
「あっ!!いや、あの刀?」
「どこだ俺の刀…。殺すぞ達也。」
俺、マジ知らね。


