目が覚めると俺は裸で隣のクレアも裸で…。



英梨よりも大きな目が俺を見つめてた。



「日本人もあなどれないね。」



俺は何をした?



記憶が曖昧で…。



二日酔いのだるさと罪悪感だけが残った。



「どうした蒼斗…。」

「別にどうもしませんよ。」



苛立ちや罪悪感を打ち消すように仕事に没頭した。



ヤったかヤってないかわからない状況で英梨に対する罪悪感は増して行くばかり。



撮影の中で裸で俺に乗ってるエロい金髪美人にも全く揺らがない。



俺は最低だ…。



それしか頭になくて英梨には更に電話を出来なくなった。



「明日来るんだって?」

「そう…。」

「クレアの事は気にすんな。あれは夢だ。」



達也が悪いんじゃない。



俺の気持ちの弱さに問題がある。



攻めるのは自分自身…。



ごめんな英梨…。