なにやらイメージと違ってたらしい。



そして俺達はただ笑って立ってろって。



「めんどい…。」

「お願い!!あっ、じゃあ今日やるホテルの最上階取ってあげるから!!」

「マジ!?今日!?」

「うん!!夜景最高だしお部屋広いよ~?」

「でも今から予約とれんの!?」

「あたしを誰だと思ってるの?蓮司の嫁だよ?」



不可能はナイって事スか…。



最上階、夜景…。



スーツとドレス…。



「美羽!!セレブごっこしねぇ!?」

「する~!!」



今日は俺、大人になっちゃいます!!



だって高級ホテルに美羽と泊まった事なんてねぇもん!!



「琉伊君?亜香里チャンのバイトで今から美羽レンタルするからよろしく!!」

「亜香里チャン!?珍しいな。じゃあ夜は迎えに…。」

「来なくてイイよ~。今日は帰さない。」

「バカか!?」

「じゃあね~。」



セレブ!!



セレブ!!



セレブ~!!