マジ恥ずかしい…。




「弁解してきやす…。」

「う、うん…。」



なんかすげぇ気まずいからリビングの亜香里チャンに声をかけた。



ヤろうとしてたけどあれは…。



「じゃれてただけ!!」

「いや、別に…。うん、昔の蓮司みたいだったね…。うん…。」

「だから…。もうイイよ…。で?何か用だった?」

「あっ!!そう!!今からバイトしない!?」



バイト!?



何で俺!?



「ちょうどイイから美羽と!!」



って言っても夕方だし…。



亜香里チャンの会社のバイト?



「悠陽はスーツで美羽はドレスね!!バイト代は弾むから!!」

「バイト代より内容じゃね?」

「あ、そうだね!!今から新作の香水のお披露目なの!!でも頼んでたモデルさんがイマイチで…。花がないから悠陽にお願いしようと思って!!」



イマイチって…。



亜香里チャンにしては珍しいミス…。