もしかして莉里が引きこもってた理由はこれ?



拾ってきた?



「隼人、コーヒー飲ませろ。」

「うん、ちょっと待っててね。」



仁君と悟はよほど居心地がいいのか帰る様子がない。



まぁいいか。



それよりこのチビ莉里…。



足にスリスリしてくる…。



「ニャンも腹減った?でもお前何食えんの?」

「ミャ~…。」

「カワイイ…。」



結構懐かれて嬉しい…。



ってかカワイイ…。



「珍しいな。お前らがいんの。」

「おかえり日向さん。俺もここに住みたい!!」

「ムリ。お前住まわせたら女連れ込みまくりそうだから。」

「そんなイメージ!?」

「そんなイメージ。」



悟と話してる帰って来た日向さん。



チビ莉里を抱っこしながら近づいた。



「な、に?ソレ…。」

「いた。キッチンに。」

「は!?何で猫が家にいんだ!?」



多分莉里が拾って来て隠してたんだよ。