タクシーに乗り込んだあたし達…。



「仕事って…。」

「今から３つ行くぞ!!」

「大丈夫なの!?」

「おぅ!!午前は日向に変わってもらえたから大分楽だし!!」



悠陽ってどんだけ仕事してるの!?



なんでそんなに…。



「海外行くかな…。」

「今の状況で行けるわけないでしょ…。」

「でも少しでも日向に近づきてぇもん…。」



そうだったんだ…。



もしかして亜香里さんの仕事を継ぐ前に行けるとこまで行く気なのかな…。



「夜はどっか泊まるし!!」

「あっ!!今日誕生日じゃん!!」



プレゼント家に置いてきちゃった…。



悠陽が死ぬとばかり…。



「ど、どこに泊まるの？」

「ラブホ。」

「今日はしないからね…。」

「なぜに!?ラブホに行くのにしねぇの!?」

「悠陽の体調が心配だもん。」



いつでも出来るしね!!



今の悠陽には休息が必要だよ…。