俺様と双子達2

点滴室とか言うベッドが8個くらい並んだ部屋に通された俺…。



イヤイヤ!!



怖い怖い!!



「怖いよママ~痛いよ~…。」

「ほら、隣のお兄ちゃんに笑われるわよ!?」

「お兄ちゃんは泣かないの?」

「泣かないわよ。お兄ちゃんは強いんだから!!」



えっ!?



俺、泣くよ!?



普通にいてぇし!!



「グッと手握ってくださ~い。」

「イヤっス。」

「握りなさい。」

「マジムリっス。」

「隣の拓チャンのがお利口さんね~。」



別にお利口さんじゃなくてイイし…。



その時来た日向にまた殴られて渋々針が腕に刺さった…。



「ヒナ~…。」

「何歳だよお前…。」

「抜いて!!」

「大人しく寝てろ。」

「寝たら針が身体に入る~…。」

「じゃあお前にいいもん見せてやる。」

「何!?」



日向が手にした雑誌…。



イヤな予感…。