俺様と双子達2

美羽は女の班だし。



話す機会もないハズ。



でも美羽が気になって意識だけは美羽を探してしまう。



「悠陽君…。」

「なぁにぃ?」

「アレはイイの?」

「え?」



隼人さんが指さしたほうを向くと、仲よさ気に話してるケンジと美羽。



一瞬ケンジと目があった。



「イイの。」

「でも…。ってかこれか。悠陽君が元気ない理由。」

「そうそう。アイツ、美羽にキスした。」

「はぁ!?なのに二人にしてイイの!?」

「別にイイ。美羽もそっちのが幸せになれっかもしんないし。」

「何言ってんの悠陽君。」

「だってしかたないでしょ!?美羽は俺に何も言わないんだから!!」



って隼人さんにキレるのも間違ってんだよな~…。



ダメだ俺…。



「てめぇの女くらいてめぇで守れよ。」



逆にキレられたし…。



わかってるよ隼人さん…。