きっと美羽は俺を攻めない。



苦しくても泣かないでその感情を飲み込む。



俺も美羽に対して申し訳ないと思っててもあまり出さない…。



そんな事をしたら距離に負けそうで…。



「好き?」

「うん。大好き…。」

「悪いんだけど俺今から…。」

「行ってらっしゃい!!夜は美羽ちんの創作料理~!!」

「あ、あぁぁ、変なの入れないでね…。」

「失礼だね悠チャン!!ちゃんとしたの作るから心配しないで行ってらっしゃい!!」



今の状況で仕事に行くのはしのびない…。



でも笑顔で送りだしてくれた美羽に答えるべきだ。



「行ってらっしゃいのチュウは?」

「恥ずかしい…ので悠陽からしてください…。」

「ん。」



すぐ帰ってくっからな?



行ってきます。



「悠陽!!」

「ん?」

「頑張れ!!」

「おぅ!!」



やっぱりすげぇ好きだ…。