それだけで十分だ…。
「連絡したいなら教えるけど…。」
「それはイイよ。拒絶されたらキツイからさ…。」
「わかった…。もう行きなさい…。」
別れがたい…。
20年ぶりに会った母親と最後の別れ…。
もう二度と会えない…。
「俺は…。理想通りの息子に成長したかな?」
「理想……以上よ!!」
「ありがとう。俺を産んでくれて…。じゃあ…少しでも長く俺を見ててね…。」
「えぇ!!私、AQUAの大ファンだから!!とくに隼人のね!!だから…幸せになるのよ…。」
「うん。」
「誕生日…おめでとう…。」
「うん、じゃあね。」
そう言って病室を出た。
不安気な莉里の顔を見た瞬間、いてもたってもいられず、莉里を抱きしめて泣いた。
まさか自分がこんなに泣き虫だとは思わなかった。
「莉里…ありがとね…。」
「莉里は何もしてない。頑張ったね、隼人…。」
莉里が逆に抱きしめ返してくれて、頭をなでてくれた。
やっぱりココ…。
「連絡したいなら教えるけど…。」
「それはイイよ。拒絶されたらキツイからさ…。」
「わかった…。もう行きなさい…。」
別れがたい…。
20年ぶりに会った母親と最後の別れ…。
もう二度と会えない…。
「俺は…。理想通りの息子に成長したかな?」
「理想……以上よ!!」
「ありがとう。俺を産んでくれて…。じゃあ…少しでも長く俺を見ててね…。」
「えぇ!!私、AQUAの大ファンだから!!とくに隼人のね!!だから…幸せになるのよ…。」
「うん。」
「誕生日…おめでとう…。」
「うん、じゃあね。」
そう言って病室を出た。
不安気な莉里の顔を見た瞬間、いてもたってもいられず、莉里を抱きしめて泣いた。
まさか自分がこんなに泣き虫だとは思わなかった。
「莉里…ありがとね…。」
「莉里は何もしてない。頑張ったね、隼人…。」
莉里が逆に抱きしめ返してくれて、頭をなでてくれた。
やっぱりココ…。


