ごめんな…。



俺には美羽しか見えない…。



「でもお前、イイ女だと思う。うん、うぜぇけど素直だし。」

「素直だよ…。」

「好きな奴の為に変われるってすげぇと思うし…。泣かせたくねぇんだけど…。好きになってくれてありがとな?」

「っ………。」



何も話さずに15分くらい泣いてたと思う。



そんなに俺を好きでいてくれたことが苦しかった…。



でも仕方ない事。



俺だって苦しくなるくらい美羽に会いたい。



泣きそうになるくらい美羽が好きだから…。



ごめん…。



「超泣いた~!!」

「メイクやばっ…。」

「ウソ!?あたしトイレ!!」



少しはスッキリしたのかな…。



ティナにも早く新しい恋をしてもらいたい。



「今日はありがと。」

「楽しかった。」

「悠陽、大好きだった!!」



こうして俺とティナはクリーンな関係で終わった。