俺様と双子達2

ジンジンする耳…。



寝れないよ…。



あけるんじゃなかった…。



「おはよ。」

「うん…。」

「どうかしたか?」

「あっ、ピアスありがとね?おかげで耳が超痛い…。」

「は!?」

「あたし穴空いてなかったんだけどね…。」

「ウソ!?は!?マジ!?」

「うん…。気づかなかった悠陽に幻滅~…。」

「マジごめん!!ウソだ!?お前空いてただろ!?」

「あいてないよ~…。でも嬉しさに負けて昨日莉里ん家で…。隼人さんに拷問されてきた…。」

「うっそ…。俺最低じゃね!?」



でも嬉しかったんだもん…。



あたしの為に送ってくれた写真とピアスが。



「でも好きだよ悠陽…。」

「うん…。マジごめんなさい…。」

「クリスマス帰れる?」

「まだわかんね。でも出来るだけ年末は帰れるように努力するからな?」

「うん。」



こんなんだけど…。



やっぱり悠陽が好きでどうしようもない。