俺様と双子達2

それでも黙ってくれてるんだからきっと俺のため。



「お疲れ~。じゃあ後は冬休みな。」

「お疲れ様でした。」



夏の撮影が終わった…。



俺は今からJに会いに行く。



「何もすんなよ?」

「悟…。」

「お前はAQUAだ。ここはお前だけの場所じゃねぇって事忘れんなよ。」



悟に釘を刺された…。



AQUAは俺だけの物じゃない…。



そうだ…。



皆のAQUAだ…。



でもやられっぱなしで黙ってるわけにはいかない。



撮影が終わってすぐに乗り込んだ飛行機でアメリカに来た。



莉里の部屋に行こう…。



莉里の部屋についたら莉里はいなかった。



仕事かな…。



夜中になって帰って来た莉里は俺に飛びついた。



「隼人だ…。会いたかった…。」



泣きながら俺にしがみついてる莉里を優しく抱きしめた。